5月20日 お薦め 『バースデーカード』吉田 康弘 著

なんとなく書き方がわかってきたかというところで、こんどは文法的なところが気になってきました。"四年生になってすぐの主人公はパパからママが入院することになったと聞かされた" と書くべきところを、"主人公はママが四年生になってすぐ、パパから入院すると聞かされた" と書いたり、"主人公のママは、四年生になった紀子が入院するとパパから聞かされた" と書いたり。

しばらく試行錯誤してましたが、結局以下のように "パパから" を抹殺することで解消したようです。

 

『バースデーカード』吉田 康弘

とある家族のお話。主人公の鈴木紀子のママは
紀子が四年生になってすぐ、入院することに
なった。  そして、紀子の誕生日の前日、
家族でピクニックに出かけた。紀子は、ずっと不
安でしかたがなかった。なぜかって?それは、大
人のうそを見やぶってしまい、ママの病気が治ら
ないかもしれないからだ。でも、ピクニックの
とき、ママは約束してくれた。大人になるまで、
誕生日に毎年手紙を書くって。でも、ママは亡く
なってしまった。そして11才の誕生日、パパは
このポストにママから手紙届くと言った。
本当に届いた。12才も13才も20才まで届いた。
ママの手紙で家族の絆がわかる?!

 

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「もう一度読み直してみて、ほかにも文法的におかしなところはなかったかな?」と尋ねてみましたが、「ない!!」と言い切ってました。

まいっか。